2014年9月30日火曜日

講演会

本日も夕方で診療室を抜けさせて頂き、歯科医師会主催の医事処理講演会に出席しました。
「医事処理」とは一般の方には聞き慣れない言葉ですが、医事紛争や医療事故など患者さんとのトラブルを法的に解決する事であります。

過去のいろいろな医療事故を検証した講演会なので、歯科医師として身が引き締まる思いで本日勉強しました。
自身の診療能力の把握と十分なインフォームドコンセントの大切さを改めて自覚しました。




また最近はモンスターペイシェント(モンスター患者)による医療トラブルも多く、約7割の医師が遭遇しているとの事です。病院や医療従事者に対して自分のイメージした治癒にならないと強い不満をぶつけたり、自己中心的な理不尽な要求果ては暴言や暴力を繰り返す患者や保護者が増え社会的な問題になっています。



2014年9月27日土曜日

運動会

本日、長女と長男が通う小学校の運動会があります。
毎年土曜日の開催なので、当然オヤマは観覧することができません。
子供たちに申し訳ないという事で、せめて昼食の場所取りをする為に早朝6時20分にレジャーシートを抱え自宅を出ました。
毎年の恒例行事ですが、年々朝の場所取りの行列が長くなっています。

7時の開門まで待っています。
この小学校には正門と南門がありますが、
オヤマは比較的人の少ない南門で並びます。
それでもオヤマの後ろには50名以上の人が並んでいます。
開門とともに皆さん猛ダッシュ(笑)
あっちこっちペグ打ちの音が聞こえます。


今年もなんとか木陰の定位置を確保しました。


朝陽を浴びる校庭

教室の窓には今日のプログラムと得点表が掲示しています。

運動会に向かうふたり。

今年も天候に恵まれて良かったです。
本当は雨天延期で日曜日に振り替えになってくれればオヤマも参観出来るのですが・・・。

2014年9月25日木曜日

学校保健会

市立小中学校では1年に2回ほど生徒の健康などを話し合う学校保健会が実施されます。
本日もお昼休みにオヤマが校医を担当する稲城市立第6中学校に伺いました。
出席者は校長・副校長・養護教論と内科校医と薬剤師の先生でした。
本当はここに耳鼻科と眼科の校医も出席するはずですがここ数年お見かけしません(笑)。

いつもきれいな校舎です。



この会議では生徒の健康診断の結果報告とそれに対する校医の感想意見交換をします。
が、毎年同じような内容なのでそれほど活発な話し合いに発展することもなく、ほとんど健康相談や雑談で終わります。
特に話し合う問題点がないのはよい事ですね。


2014年9月24日水曜日

労働保険の研修会

診療室を夕方で抜け出させていただき、歯科医師会主催の労働保険の講演会に出席しました。
事業主はひとりでも労働者を雇っている場合は労働保険に加入義務があります。
皆さんご存じでしょうが、この労働保険とは労働者災害補償保険(労災保険)と雇用保険との総称した言葉です。



オヤマ歯科も小さなクリニックですが従業員がいるので当然加入しております。
しかし労働保険事務組合に事務委託をしている為、お恥ずかしながら保険内容はあまり詳しくありませんでした。
今回、真面目に労働保険について勉強をします。

2014年9月7日日曜日

漏電

約2か月前からクリニックのブレーカーがよく落ちはじめました。
しかも個々のブレーカーではなく大元の本体ブレーカーが落ちるので一気にクリニック内の電気が消失します。

運悪く診療中に1回ほど落ちましたが、あとは朝の診療準備をしている際や診療後の後かたずけの際に頻繁にブレーカーが落ちます。
すぐにブレーカーを復旧すれば問題ないのですが、
困るのは、膨大な診療カルテデータやデジタルレントゲンデータや口腔内デジタルカメラのデータを保存するバックアップ中に起こると最悪です。
幸いまだ大事には至っていませんが、クリニックの最重要情報なので毎回焦ります。

地元の電気工事の方に何度も調べて頂いて、問題のあろう電化製品や配線等を交換補修しているのですが、なかなか改善しません。
日曜日の今日、再度時間をかけて壁内の配線等を見て頂き、大元のブレーカー本体の交換までして頂きました。
これで直るといいのですが・・・。



大きな診療用機器の電源とは分けています。


5年前に診療室を改装したのですが、クリニックを開業して18年目になるのでそろそろ設備に問題が多発してきました。そのうちクリニックの全改装しないといけないでしょうね。


しかしブレーカーが落ちたあとの停電灯って非常にわびしい感がしますね(笑)。

2014年9月1日月曜日

院内デモ

お昼休みの時間を利用して、昨年バージョンアップした治療用機器(CEREC)のデモをしてもらいました。
最初の30分ほど機械や治療方法の説明を聞き、早速模型を使い虫歯治療で被せるセラミックの歯を作ってもらいました。

まずは模型の歯を虫歯とみたてて光学ビデオカメラで記録します。その情報を基にパソコンで歯の状態を3D画像に変換した上で修復する歯のデザインを設定します。
治療完成後の歯の設計が確定したら、接続するミリングマシンで新しく被せる歯を作成します。
その一連の作業時間は僅か20~30分程度です。

現在も行われている通常の治療方法では1週間以上かかる工程と比較すると異次元の世界です。

光学ビデオカメラで所得した情報で治療する歯の設計をしています。

セラミックのブロックから新しい歯を削り出します。
未来空間のようです。

見てるだけでも飽きません。

スタッフも見学しました。

この画期的な機械(CEREC)は1985年から臨床応用されてきました。
オヤマも約20年前に渋谷の研修施設で4日間の実習で学んだ経験があります。
しかし当時はお世辞にも良質な治療とは思えず、ある意味否定的な治療方法でした。
その後飛躍的な機械技術の進化により、今後間違いなく普及していく治療技術であると本日実感しました。

この機械システム自体かなり高額なので、まだまだ診療に取り入れているクリニックは僅かです。
いつかオヤマ歯科クリニックにも導入したいものですね。