お昼休みの時間を利用して、昨年バージョンアップした治療用機器(CEREC)のデモをしてもらいました。
最初の30分ほど機械や治療方法の説明を聞き、早速模型を使い虫歯治療で被せるセラミックの歯を作ってもらいました。
まずは模型の歯を虫歯とみたてて光学ビデオカメラで記録します。その情報を基にパソコンで歯の状態を3D画像に変換した上で修復する歯のデザインを設定します。
治療完成後の歯の設計が確定したら、接続するミリングマシンで新しく被せる歯を作成します。
その一連の作業時間は僅か20~30分程度です。
現在も行われている通常の治療方法では1週間以上かかる工程と比較すると異次元の世界です。
光学ビデオカメラで所得した情報で治療する歯の設計をしています。 |
セラミックのブロックから新しい歯を削り出します。 未来空間のようです。 |
見てるだけでも飽きません。 |
スタッフも見学しました。 |
この画期的な機械(CEREC)は1985年から臨床応用されてきました。
オヤマも約20年前に渋谷の研修施設で4日間の実習で学んだ経験があります。
しかし当時はお世辞にも良質な治療とは思えず、ある意味否定的な治療方法でした。
その後飛躍的な機械技術の進化により、今後間違いなく普及していく治療技術であると本日実感しました。
この機械システム自体かなり高額なので、まだまだ診療に取り入れているクリニックは僅かです。
いつかオヤマ歯科クリニックにも導入したいものですね。
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