本日は南多摩保健所の医療安全支援センターの研修会に出席しました。
この医療安全支援センターとは「患者の声相談窓口」を通じて医療に関する問題や相談の助言を行い、患者さんと医療機関等との信頼関係の構築を支援しています。
そして研修会のテーマは東京医科歯科大学の副歯学部長による「歯科診療所における院内感染対策」です。
去年と一昨年に、読売新聞で歯科医院における治療器具の滅菌問題や治療に使う水の感染問題などが記事になりました。
それを受けて、厚労省や国立感染症研究所や大学病院などが調査研究を進め、平成19年に日本歯科医学会が発行した「院内感染対策実践マニュアル」や平成22年に日本歯科医師会が出した「一般歯科診療所ガイドラインによる院内感染対策Q&A」などの指針に追加文を添えました。
当然、医療に係るすべての機器・器材及び診療環境や術者などの感染対策は万全を期すべきです。
しかし、医療の現場では時間やコストや人手などの問題点も多く必ずしも感染症専門病院の様な完全な治療環境を整える事が出来ないのも事実です。
その中で本日は改めて歯科診療所における院内感染について学びました。
多くの歯科衛生士の方も拝聴していました。 |
ここからは少々自慢になりますが、この研修会での院内感染対策の内容は既に8年前からオヤマ歯科クリニックではほぼ完璧な状態で構築されておりました。
あと若干システムの修正を加えれば高度な感染対策が施されている診療所として、患者さんがより安心して受診して頂けるようになります。
研修会の後は、講師の先生と歯科医師会副会長など数名と駅前の居酒屋でお食事をしました。
やはり、そこでのお話が一番楽しいものとなりました(笑)。
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