4月7日に1都6府県に発令された緊急事態宣言を受け、
厚生労働省から歯科医療機関における新型コロナウィルスの感染拡大防止の為の院内感染対策の指針が出されました。
それに伴い日本歯科医師会の新型コロナウィルス感染症対策本部をはじめ日本歯科医学会の新型コロナウィルス感染症対策チームなど各学会・各大学医療機関が一斉に今後の動向や対策を発表しました。
一般的にはコロナウィルスの感染経路は飛沫感染と接触感染が基本ですが、相対的に密閉された空間で長時間高濃度の感染されたエアロゾル(空気中に浮遊する微小な液体または個体粒子)に暴露した場合にはウィルスの伝播が起こると考えられています。
そこで政府が掲げる「3つの密を避ける」に関わってくる事となりました。
以前からマスコミ等に歯科医院における院内感染予防対策の不備が指摘されていましたが、最近では各開業医の設備投資やスタッフ努力により飛躍的に改善されています。通常の標準予防対策に加えさらに今回の新型コロナウィルス感染対策が必須となりました。中々ご理解頂けないのですが我々歯科医療従事者もかなりの感染リスクを抱えて日々診療をしています。
まだまだ皆さんと一緒に頑張っていきましょうね。
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