2014年10月17日金曜日

トリアージ研修会

本日、トリアージの研修会に参加しました。

関東でも阪神淡路大震災や東北大震災などの大規模災害の発生率が確実に高まっています。
国など行政は各市町村単位で地域の防災対策やマニュアルの作成などを本格化している状況です。
こうった内容を協議する会議にも我々歯科医師は医療救護担当として出席しております。
そして大規模災害発生時には災害拠点病院(地域病院)とともに緊急医療救護所の開設に携わる事になります。

災害発生直後は限られた医療物資をより緊急性の高い被災者の方から優先的に提供できるように、ふるい分け(トリアージ)が必要になります。
現場では医師や看護師は処置に追われ医療提供者の人数も不足するので、アメリカでは1次トリアージは歯科医師が対応する事も多いのです。
という事で本日、トリアージ研修会の参加となりました。とても勉強になります。

会場には医師会や薬剤師会の先生や行政の方も多く参加されていました。

トリアージタグ

実は歯科医師としての本当の医療貢献は、災害発生直後のフェーズ0(発生~6時間)や超急性期のフェーズ1(~72時間)ではなく、急性期のフェーズ2(~1週間)や亜急性期のフェーズ3(~1カ月以降)になります。

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