本日もオヤマは7時から休診にさせて頂き、歯科医師会主宰の研修会に出席しました。
研修会の内容は「口腔粘膜疾患の診断 ~口腔癌の治療まで」です。
講師は1500症例以上の口腔癌治療総数をもつ、口腔癌治療のプロフェッシュナルです。
口腔癌の半数以上が歯科を経由して紹介されているので、早期発見及び治療開始における歯科医の果たす役割は非常に大きいと考えます。
口腔癌の発生率は1975年の段階では日本人の男性で10万人に1人、女性で20万人に1人で非常に少ない癌ではありましたが、2015年時点でその罹患率は3倍に推移しております。
平日にも係らず本日も多くの先生が受講しました。 |
口腔粘膜疾患と癌の診断は非常に難しいものですが、疑いがあれば速やかに専門医に精密検査依頼で間違いないところです。
研修会では3症例の実際の手術映像が映し出されました。
全身麻酔による頚部拡張や顎骨摘出や咽頭及び舌摘出や腹部からの皮膚及び筋膜移植再建などなど。
とてもいち歯科医師が経験する内容ではありませんでした。
しかも講師の先生が手術内容の説明をしていく途中でオペテクニックをご教授頂くのですが一般歯科医師はここまで手術をしませんですから・・・(苦笑)。
今日も勉強になりました。
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