2013年9月12日木曜日

学校保健教育

開校以来校医をさせて頂いている稲城市立第6中学校の健康教育を話し合う「学校保健会」という会議に出席しました。毎年2回実施される連絡会議ですが、この会議の基本構成メンバーは校長・副校長・主任教論・養護教論・保護者会のお母さん方数名と校医(内科医・眼科医・耳鼻科医・歯科医・薬剤師)ですが、皆さんお忙しい様でなかなか全員集まる事は過去1回もありません(笑)。


中庭










この学校保健会という会議は、文部科学省(昔は文部省)が児童の健康増進を教育現場で担う為に昭和33年学校保健法の制定に基づき現在も実施している会議です。

当時の児童の栄養状態や疾病罹患率や発育状況と比べると、明らかに世界トップの身体健全指数を有する現在では協議する内容もある意味のどかです(笑)。

体育館外観









 本日の話し合いの中で一番関心が大きかったの児童のアレルギーでした。
昨年調布市の小学校での給食中のアナフィラキシーショックで死亡してしまった悲しい事故から、学校の現場ではとても慎重に対応策を講じております。
我々歯科医療従事者でも薬剤や麻酔アレルギーショックや精神性ショックなどは非常に気を使います。まして大事な子供を預かる学校ではなおさら神経質にならざるを得ないのも理解できます。多くの児童に多角的に配慮する現場は本当に大変ですが、それを理解できる保護者の方々との信頼関係を構築している稲城市の公立小中学校はとても良い状況です。


本日の昼食はコンビニのおにぎりを移動中の車中で頬張りました。
忙しい1日です(汗)。


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