2015年2月15日日曜日

研修会

日曜日の朝から歯科医師会主催の研修会に出席しました。
会場はほぼ満員です。
皆さん御苦労さまですね。

本来はあって欲しくない歯科治療中の患者さんの様態の急変に対して我々歯科医師としてどう緊急対応していくかという内容なので緊張感がある研修会となりました。


皆さん真剣です。

過去歯科治療中に発生した全身的偶発症の中で一番多い(33.9%)のが血管迷走神経反射です。
これは過度な最高血圧低下と脈拍数減少を伴うものであり、一般的には貧血状態に似ております。
オヤマ歯科でもたまに経験するのですが全てが軽症で、患者さんの体を水平位に保ち酸素吸入や保温で改善されました。それでも症状が悪化する場合は治療薬の皮下注射および緊急搬送になります。
その他に心筋梗塞や脳血管障害や狭心症や過換気症候群やアナフィラキシーショックなどの診断や緊急処置や治療薬なども勉強しました。

オヤマは今まで重篤な発症経験がなく、また常備している緊急薬剤も当然使った事もなく毎年薬剤を買い替えます。
しかし、日頃よりこういった研修会で学ぶことは本当に大切です。
とにかく患者さんの様態が悪化した場合は速やかに緊急搬送することが一番です。

とても有意義な日曜日になりました。


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