本日も歯科医師会主宰の研修会に出席しました。
内容は昨年末に受講した歯科大学附属病院顎関節症診療センターのセンター長による「顎関節症の最新治療方法について(基本編)」の第二弾「応用編 難治症例」です。
近年では顎関節症の原因は骨や軟骨の変形から発症するのではなく、関節周囲の筋肉(筋膜)の炎症によるものが多いと解明されました。
そこで今までのような手術やかみ合わせなど外科的な治療から筋肉(筋膜)マッサージ療法やマイクロストレッチ療法等の治療方法に変わってきています。
また歯が原因ではないのに歯の痛みを感じる症状というのがあります(非歯原性歯痛)。これも顎関節症と同様に筋肉(筋膜)が関係していると考えられております。
痛みの場所とは関係ない部位の筋肉(筋膜)のこわばりから関連して痛みが発症します。
その原因部位をトリガーポイントといい、直接痛みの場所を治療するのではなくこのツボのようなトリガーポイントを治療することにより痛みの改善を期待します。
これが最新かつ世界的スタンダードな顎関節症の治療方法となっているようです。
熱弁するH先生 |
皆さん、切実に顎関節症の治療に悩んでおられているのでしょう。
オヤマも本当に勉強になりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿