2012年3月20日火曜日

セミナー


本日、南多摩圏域糖尿病医療連携検討委員会主催による「第2回 糖尿病診療スキルアップセミナー」が八王子市生涯学習センター(クリエイトホール)で実施されました。
午前は医科の先生を対象に行われ、午後からは我々歯科医師が対象です。
昨年の第1回セミナー実施から熱心な先生方を中心に、糖尿病を改善する療法のひとつとして歯周病治療からアプローチする有益な内容です。

厚生労働省 糖尿病ホームページより


一般的には、歯医者は虫歯や歯周病だけを治療するものと思われています。
でも実際の臨床の現場では、今回の糖尿病を患っている方もいれば、高血圧・低血圧や脳梗塞・心筋梗塞などを経験した方や骨粗鬆症のBP製剤等を服用中の方や妊娠中・授乳中の方や喘息等のアレルギーを持っている方などいろいろな患者さんと向き合っていきます。
歯医者は単にお口の中だけでなくお体全身の状態を考慮する必要があります。

当然、学生時代から人体の解剖実習を始めとした一般医学も学ぶ訳ですが、今でも医科(特に循環系、呼吸器系、産婦人科、小児科、耳鼻咽喉科、脳外科などなど)と歯科相互の連携治療が重要と考えます。

ただ、今でも医科大学付属病院に口腔外科(歯科)の診療科目がないところがあるのはとても残念です・・・。


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